
紀北エリアの和歌山市紀三井寺にある『紀三井寺』。
紀三井寺は通称で、正式には「紀三井山金剛宝寺護国院」と呼びます。
今から約1240年前に唐から来た僧「為光上人(いこうしょうにん)」によって開かれました。
以前は真言宗山階派の寺院でしたが、1948年に独立し現在は山内・県下あわせて十六ヶ寺の末寺を擁する「救世観音宗(ぐぜかんのんしゅう)」の総本山となっています。
日本で最も歴史がある巡礼行「西国三十三箇所」の第二番札所。
桜の名所として「日本さくら名所百選」に選ばれており、関西一の早咲き桜として有名です。

楼門(ろうもん)前の参道にはお土産屋がずらりと並んでいます。(反対側もそうです)

桜に囲まれる楼門。
建立は室町時代末期の1509年。

楼門をくぐった先にある料金所。
文化財を後世に守り伝え、境内整備を進めるため、参拝は有料となっています。
巡拝祀堂料(参拝料)一覧表

紀三井寺の象徴的な長い階段。(楼門から数えて231段あります)
この石段は結縁坂(けちえんざか)と言い、江戸時代の豪商「紀伊国屋文左衛門」についてのエピソードがあります。

階段の途中にある三井水(さんせいすい)の一つ「清浄水」。
写真では分かりにくいですが岩間から湧水が流れ出ています。
残りの「楊柳水」「吉祥水」を含めて三つの井戸とし、
『紀州にある、三つの井戸のあるお寺』から紀三井寺という名が付いたとのことです。
これらの井戸水は名水百選に選ばれています。

階段を登り切ってすぐにある仏殿。2002年に建立。
内部には高さ12mの総漆金箔寄木立像「大千手十一面観世音菩薩像」を安置。

大千手十一面観世音菩薩像。
紀三井寺より提供して頂いた写真です。
通常、内部は写真撮影禁止となっています。

最上階は展望台になっています。
丸ガラス越しに菩薩像を見ることもできます。

反射してしまって見えにくいですが顔と腕が数本写っています。

展望台からの眺めはよく、沖ノ島・マリーナシティ・片男波海水浴場・高津子山など和歌浦湾を一望できます。
展望台からのパノラマ画像(3000*625、1.17MB)

石段を上がってすぐ左にある「紀三井寺茶所」。
甘酒、あめ湯、ぜんざい、お抹茶、銘水コーヒーなどを頼めます。
営業時間は10:00~15:00あるいは16:00ごろまで。
基本的に年中無休ですが、参詣者が少ない時は稀に休みとなるそうです。

六角堂。
1750年ごろに建立。

鐘楼(しょうろう)。
1588年に建立。

鐘楼前にある大きなクスノキ。
樹齢は推定で400年。

多宝塔は更に階段を登ったところにあります。
1449年に建立。

新緑に囲まれる本堂。
建立は1759年。

本堂の正面から。


本堂内には納経所、お守・お札授与所が設けられています。

グッズや書籍が並べられている場所。

巡礼セット フル装備のマネキン。

関西に春を告げる役目をしている桜(ソメイヨシノ)の標本木は本堂前にあります。

展望台ほどではないですが、境内から和歌浦湾を望むことができます。
■紀三井寺の桜







桜の花が咲く時期だけ、階段途中で左の道に行くと茶屋「さくら林」が営業されています。
甘酒、銘水コーヒー、桜だんご、ぜんざい、うどん、おでん、アルコール(ビール、ワンカップ、焼酎)などが2011年はありました。
■関連リンク
紀三井寺 - Wikipedia
西国三十三箇所 - Wikipedia
■スポット情報
| 名称 | 紀三井寺 |
|---|---|
| サイトリンク | 紀三井寺のホームページ |
| 所在地 | 和歌山県和歌山市紀三井寺1201 |
| 参拝料 | 巡拝祀堂料(参拝料)一覧表 |
| 営業時間 | 本堂・納経所 08:00~17:00(ご祈祷・ご回向受付は16:00まで) 仏殿 08:30~16:30 |
| 定休日 | 無し |
| 電話 | 073-444-1002 |
| 駐車場 | 有り(寺営:3時間/300円) 寺営以外の駐車場も周辺にあります |
| トイレ | 有り |
| アクセス | アクセス(電車) アクセス(自動車) |
| 補足情報 | 夜桜の期間中は22時までに下山してください |
■Googleマップ
■動画











